ウッたんとバブ君

札幌からご依頼があったのはスヌーピーのウッたんと雷小僧のバブ君。

共にご購入から40年経っているということで、生地が弱っていて縫い目も解け、二人とも首から中の綿が出ている状態でした。

また、二人ともご依頼主様から頻繁に頬ずりをしてもらったせいなのか、顔にはモフモフの毛は残っていませんでした。

下半身は寒いだろうと冬の間はズボン下を着用させていたそうですが、やはり生地が傷んでおり修理が必要な状態でした。でも上半身に比べると状態は良く、これはご依頼主様の愛情の賜物でしょう。

修理は生地が欠損している所は土台を作り、また生地が薄くなっている所には補強して植毛をしていきました。生地が欠損している場合は出来上がりの寸法が元のサイズにならないと違うデザインになってしまいますので、特に細心の注意を払いました。

無事治療の終わったウッたんとバブ君は、お風呂にも入ってスッキリし、また新しい中綿に取り替えてもらい元気になって帰っていきました。

ご依頼主様からは早速お電話をいただきましたが、とても喜んでおられ、私共もホッとしました。。

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（修理前）

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（治療後）